こんにちは。

日本の本音と建て前という文化は海外ではほぼ通じないと痛感した奈緒です。
いやなものはいやと意思表示をはっきりしないと後で困ったことになります。


スリランカ旅行 3日目 中


次の目的地に向かう途中、ガイドさんが

「アーユルベーダやりたくない?」

と聞いてきました。

「(時間があれば、ホテルで)うん、やりたいね。」

と答えました。

すると、突然電話しだしました。

ええっ?何々?何で急に電話?

「予約してから行かないと、時間がもったいないから」とのことです。

まあ、せっかくスリランカ来たし観光が終わった後、やるならいいか・・・。

朝早かったので頑張って起きていようと努力はしたのですがいつの間にか眠っていたようです。

ガイドさんに起こされました。

???

どう見てもまだポロンナルワの遺跡じゃない。

「ここどこ?」と聞くと、まさかの答えが返ってきました。

「アーユルヴェーダだよ!」

ええっ!今?いやいや何で今???

これから世界遺産のポロンナルワに行くというのに何で油まみれにならないといけないの?

しかも、かなりのローカル感。

怪しい雰囲気しかない。

森の中にあるアーユルヴェーダ・・・聞こえはいいけど、ここで受けるのはちょっと。

でもこれからまだ2日間一緒に行動するガイドさんのお友達のお店っていうからあんまり邪険にはできないよね・・・。

え~超いやなんだけど。

しかも何でせっかく天気のいい昼間にアーユルヴェーダなの?

もう意味が分からない。

うーん、仕方ない。

「シャワー、浴びられる?」と聞くと、
「大丈夫だよ」と。

それじゃあとお風呂セットを出して中に入ると、
店内をいろいろ案内してくれた。

オイルマッサージ→スチームサウナ→シロダーラ→スチームサウナらしい。

これ、いくらなんだ?

そしたらオイルマッサージ(60分)だけで7000Rp、パッケージ10000Rpとのこと。
え?ただのオイルマッサージ、1時間で5千円以上するの?
スリランカの物価からは高すぎない?

ガイドブックには60分で3000Rpくらいって書いてありました。

完全にぼったくりでしょ。

まじか。

ガイドさん、ナイスミドルだと思ってたのに・・・。

いくらなんでも日本より高いお金払って、こんなローカル感が半端ないところでアーユルヴェーダ受けたくない。

すごく困りましたがきっぱりと言いました。

「日本のほうが安いから受けたくない。(っていうかいくらでもこんな昼間から受けたくない)」

そしたら、「いくらならいいんだ?」と。

いや、そういう問題じゃないんだけど・・・。
と答えに困っていると、

「パッケージで6000Rp」と言ってきた。

えっ?急に4000Rpもディスカウント?いったいどういうシステム?

どちらにしてもアーユルヴェーダの後は2時間は洗ってはいけないとのことなので、

遺跡観光中油まみれなのはゴメンなので、今は無理というとやっと引き下がってくれました。

うっかり、アーユルヴェーダ受けたいなんて言うんじゃなかった。

この後、車内ではかなり気まずい雰囲気に。
(勝手に私がそう感じていただけかもしれませんが)

やっとポロンナルワ到着。

なんかいろんな意味でぐったり。

11世紀、南インドの侵攻を受けてアヌラダプラ朝は衰退し、
このポロンナルワに遷都されました。
そして12-13世紀にスリランカの仏教美術が最盛期を迎えたのです。
この仏教都市遺跡は世界遺産として登録されています。

ここも入場料が3000Rpとかなりの高額。(2500円くらい)

ますはポトグル・ヴィハーラ。ここは、図書館だとか。

ポトグル・ヴィハーラ


次は、パラーク・ラマバーフ1世像。(ポロンナルワ最盛期の王)
高さ4mもある立像です。
両手に仏教の経典と思われるものを持っています。

パラークラマバーフ1世


次は、沐浴場。

island park


そして宮殿跡。
かなり大きな宮殿だったようです。

宮殿跡6


次はパラークマ・サムードラ。人造湖です。
ポロンナルワは灌漑施設も充実していたのです。

パラークマ・サムードラ


やっとランチタイムです。

レストラン


バナナリーフに乗せるブッフェ。

レストラン4

マンゴー、ジャックフルーツ、オクラなどのカレーや、ダール、カツレツ、ロティなど
どれもおいしかったです。

ランチの後は王宮跡に戻って観光再開です。

これは閣議場。

閣議場1

ここにもムーンストーン。

閣議場2


外壁面には様々な彫刻が施されています。

閣議場5


これはなんと浄水器!

浄水器

こちらは王宮跡。

王宮跡2

沐浴場。

沐浴場


巨大な石版。

石版


次はクワドラングル。方形の城壁の中に11の建物があります。
仏歯を納めていたお寺があった寺院の中心地です。

クワドラングル


これは、アタダーゲ。

アタダーゲ


柱ひとつひとつに彫刻が施されています。

アタダーゲ2


これはハッタダーゲ。

ハッタダーゲ3


中には立像が並びます。

ハッタダーゲ4


こちらはラトナギリ・ワタダーゲ。

ラトナギリ・ワタダーゲ1


クワドラングルの中心的建物。

ラトナギリ・ワタダーゲ2


美しいムーンストーンに、

ラトナギリ・ワタダーゲ3


美しいガードストーン。

ラトナギリ・ワタダーゲ5


上半身がないものも。


ラトナギリ・ワタダーゲ6


中には四方に仏像が並びます。

ラトナギリ・ワタダーゲ7

サトゥマハラ・プラサーダ。

サトゥマハル・プラサーダ


これはガルポタ。石でできた本だとか。

ガルポタ(石の本)


ポロンナルワ、見どころ満載です。
長くなってしまったので続きは次回に。

次回はガル・ヴィハーラの巨岩石仏を訪れます☆

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